細田守監督の作品「おおかみこどもの雨と雪」の舞台である富山県上市町でラッピングバスが走行することが発表されました。
富山県の上市町地域公共交通活性化協議会(会長・小竹敏弘副町長)が25日、町文化研修センターで開かれ、4月から町営バスに導入する新型車両2台に細田守監督(町出身)のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」のデザインのラッピングを活用することが報告された。
「おおかみこども-」は町が舞台のモデルとなっており、「乗りたくなる公共交通の実現」を目指す。新型車両は定時路線用(32人乗り)と予約乗り合い用(10人乗り)。いずれも側面に主人公の家族3人が触れ合う場面2種類をあしらい、「おおかみこどものふるさと 上市町」の文字を入れた。
予約乗り合いバスのうち、陽南線は昨年10月から今年9月までの1年間の運行稼働割合が30%未満となった場合、2021年度末で廃止する方針を示した。
原則前日までの予約が必要な乗り合いバスは4月から、第1便以外は当日予約を可能とする。