【ジブリパーク】地球屋は木造地下一階、地上二階建て、玄関前にロータリー広場も整備して映画のシーンを表現

◎ジブリパーク工事で鹿島と106億円仮契約「地球屋は木造地下一階、地上二階建てで、玄関前にロータリー広場も整備して映画のシーンを表現」

愛知県長久手市の愛・地球博記念公園に「ジブリパーク」を建設する計画で、県が二〇二二年秋の先行開業を目指す三つのエリアの本体工事に関し、大手ゼネコン「鹿島」と総額約百六億円で仮契約したことが分かった。県議会六月定例会に補正予算案を提出し、議決後に正式契約して工事に着手する。
 工事の対象は、ジブリ映画「耳をすませば」に登場する建物「地球屋」を再現する「青春の丘」など先行三エリアと、公園北口近くのエレベーター棟周辺の公園整備。二二年二月末までの完了を予定し、その後に展示物などを整備して秋の開業を目指す。
 ジブリパーク建設に当たり県は、設計段階から施工業者が参画し、価格面で折り合えば随意契約で工事を発注する「ECI方式」を採用。昨年十月に公募で選ばれた鹿島に、設計への助言業務とともに詳細な見積もりを依頼した。価格交渉で折り合い、五月下旬に仮契約に至った。
 地球屋は一部鉄筋コンクリートの木造地下一階、地上二階建てで、玄関前にロータリー広場も整備して映画のシーンを表現する。「千と千尋の神隠し」の食堂街などを再現する「ジブリの大倉庫」エリア、「となりのトトロ」をモチーフにした「どんどこ森」エリアも先行開業を予定している。

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