中日新聞月刊ジブリパークパークにて魔女の谷エリアの詳細が発表されました。
建物の目玉は「ハウルの城」。高さは十六メートルほどになります。はりぼてのお城も造れますが、それじゃやっぱり面白くないので、例えば配管をして本当に湯が出るバスルームもしつらえます。劇中のハウルのお風呂って汚いし、お客さんに入っていただくかは別問題ですが「サツキとメイの家」と同じように住もうと思えば住めるようにしたい。映画の世界に入ったような気持ちになれるように。
「魔女の宅急便」の主人公キキの実家「オキノ邸」、キキが働くお店も建てますが、これらは建築的にちゃんとやればできます。例えば、キキのお店は木造だけど壁には石やれんがを詰める「ハーフティンバー」といって、ヨーロッパで見る工法を採用します。
池のほとりにはレストラン棟が建ちます。土地形状に合わせて細長くなるので「かつて倉庫だった」ような雰囲気で計画しています。れんが造りで、愛知県半田市にある「半田赤レンガ建物」のようなイメージです。
ジブリパーク
どんどこ森エリア
新管理棟はほぼ完成
木造伝統工法で建てられ
サツキとメイの家に意匠をあわせ
となりのトトロの映画に登場する
昭和30年代の人々の暮らしを演出
旧管理棟はもののけの里エリアに
移設されます pic.twitter.com/iIzbfwkDVl— ジブリパーク案内所 (@ghibliparknet) April 26, 2021